ネットショップのリニューアルの方法

今なお拡大し続けるネットショップ市場。そんな中で売り上げを伸ばし、生き残るために重要なのが、「実際に買い物をする『ユーザー視点』からショップを見直す」ことです。

ショップの運営者になってしまうと、「とにかく売りたい」という気持ちが強くなり、ユーザーの視点をつい忘れてしまいがち。いま一度、ユーザーの気持ちに立ち返って、客観的に自分のショップを見直してみましょう。そうすれば、つい見落としていた何かに気づけるはずです。

今回は、ユーザー視点に立ってショップを改善するコツをご紹介します。

ネットショップで買い物をする際、ユーザーが注目するのは以下の3つだと言われています。

1.思わず購入したくなる「見た目」であるか。
2.購入したいときに、すぐに購入できる「わかりやすい作り」であるか。
3.安心して買い物ができる「信頼性」があるか。

どれも、あなた自身がユーザーとしてショッピングをする際に一度は気にしたことがあるのではないでしょうか。

では、この3つのポイントを押さえる具体的な方法をご案内します。

たとえば、あなたが初めて出会う人がいるとします。その人のシャツがよれていたり、髪がボサボサだったりしたら、その人をどう思いますか?

おそらく「不潔な人だな」「だらしない人なのだろう」と感じるでしょう。そしてその印象は、なにかと後まで尾を引いてしまうもの。逆に、清潔感のあるきちんとした服装であれば、好感度が高くなりますよね。これを心理学では初頭効果と呼びます。
人間は最初に与えられた情報を強く記憶してしまうものなのです。

人間関係だけでなく、ネットショップに対する印象についても同じです。最初に訪れたときの悪い印象は、ショップや商品への不信感につながってしまいますし、パッと見て雰囲気のよいサイトなら、「もっと見てみたい」「買い物してみよう」という気持ちになるものです。
そこで、以下のポイントを見直して「ショップの第一印象」を改善しましょう。

●レイアウトはすっきりと
レイアウトはすっきりまとめて、わかりやすいページづくりを。
商品写真やリンクなどを整理せずにごちゃごちゃと並べただけのサイトでは、ユーザーはとたんに見る気をなくしてしまいます。写真を多めに入れたり、「商品ページへ」「もっと見る」など頻繁に出る文字はアイコン(画像)にしたりと、わかりやすく、メリハリのある画面づくりを心がけましょう。

情報量が多くなりがちなトップページは、とくに注意が必要です。文字ばかり、または写真ばかりに偏ったページは、ユーザーに敬遠される可能性が高くなります。

●過剰な演出は避ける
アニメーションや音楽などでページを過度に飾ることはやめましょう。
「アレもしたい」「コレもしたい」とページを派手に演出するのは、新しいHTML知識を身につけた初心者にありがちな失敗です。文字の点滅、ウィンドウのフェードイン&フェードアウト、音楽を鳴らすなどの効果は、ただ買い物をしたいだけのユーザーからすれば非常にわずらわしく、購入意欲を削いでしまいます。

効果を使うときは、ユーザーの見やすさ、使いやすさを第一に考慮し、本当に必要な演出であるかを検討してから使用するようにしましょう。強調したい箇所をしぼり込んだ上で、上手に演出すれば、ユーザーに好印象を与えることも可能です。

また、FLASHを多用したショップは、ページ表示までの読み込みやページ間の移動に時間がかかり、やはりユーザーに好まれません。

●セールスポイントを一目瞭然に
目玉商品や新着情報は、パッと見て目立つようにくふうをしましょう。
「このショップではどんな商品を扱っていて、何が売りなのか」がユーザーに一目瞭然であることが重要です。具体的には、「オススメ商品」「○月の新商品」などのページを用意し、トップページにリンクを設定してセールスポイントを強調します。

これも、普通のテキスト(文字)ではなく、アイコン(画像)でリンクを設定すると、より注目を集められます。

とはいえ、初心者が上記のポイントをすべて押さえたサイトをいきなりつくるのは難しいもの。まずは、自分がユーザー視点で「いいな」と思ったショップを、上記のポイントを念頭に置きつつ、参考にしてみましょう。そして自分のショップに取り入れられるものから、少しずつ改善するのもひとつの手です。

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